環境省選定 名水百選について

水百選とは、1985年(昭和60年)3月に環境庁(現・環境省)が
選定した全国各地の「名水」とされる100か所の湧水・河川
(用水)・地下水である。

名水百選における「名水」とは、「保全状況が良好」で
「地域住民等による保全活動がある」ということであり、
「そのまま飲める美味しい水」という意味ではない。
飲用には煮沸が必要とされているものもある。


北海道地方

北海道/虻田郡京極町 羊蹄のふきだし湧水
北海道/利尻郡利尻富士町 甘露泉水
北海道/千歳市 ナイベツ川湧水

東北地方

青森県/弘前市 富田の清水
青森県/平川市 渾神の清水
岩手県/下閉伊郡岩泉町 龍泉洞地底湖の水
岩手県/八幡平市 金沢清水
宮城県/栗原市 桂葉清水
宮城県/仙台市 広瀬川
秋田県/仙北郡美郷町 六郷湧水群
秋田県/湯沢市 力水
山形県/西村山郡西川町 月山山麓湧水群
山形県/東根市 小見川
福島県/耶麻郡磐梯町 磐梯西山麓湧水群
福島県/耶麻郡北塩原村 小野川湧水

関東・甲信地方

茨城県/久慈郡大子町 八溝川湧水群
栃木県/佐野市 出流原弁天池湧水
栃木県/塩谷郡塩谷町 尚仁沢湧水
群馬県/甘楽郡甘楽町 雄川堰
群馬県/吾妻郡東吾妻町 箱島湧水
埼玉県/大里郡寄居町 風布川/日本水
千葉県/長生郡長南町 熊野の清水
東京都/国分寺市 お鷹の道/真姿の池湧水群
東京都/青梅市 御岳渓流
神奈川県/秦野市 秦野盆地湧水群
神奈川県/足柄上郡山北町 洒水の滝/滝沢川
山梨県/南都留郡忍野村 忍野八海
山梨県/北杜市 八ヶ岳南麓高原湧水群
山梨県/北杜市 白州/尾白川
長野県/飯田市 猿庫の泉
長野県/安曇野市 安曇野わさび田湧水群
長野県/北安曇郡白馬村 姫川源流湧水

北陸地方

新潟県/中魚沼郡津南町 龍ヶ窪の水
新潟県/長岡市 杜々の森湧水
富山県/黒部市・下新川郡入善町 黒部川扇状地湧水群
富山県/中新川郡上市町 穴の谷の霊水
富山県/中新川郡立山町 立山玉殿湧水
富山県/砺波市庄川町 瓜裂の清水
石川県/白山市 弘法池の水
石川県/輪島市門前町 古和秀水
石川県/七尾市 御手洗池
福井県/三方上中郡若狭町 瓜割ノ滝
福井県/大野市 お清水
福井県/小浜市 鵜の瀬

東海地方

岐阜県/郡上市 宗祇水(白雲水)
岐阜県/美濃市・関市・岐阜市 長良川(中流域)
岐阜県/養老郡養老町 養老の滝/菊水泉
静岡県/駿東郡清水町 柿田川湧水群
愛知県/犬山市~可児川合流点 木曽川(中流域)
三重県/四日市市 智積養水
三重県/志摩市 恵利原の水穴(天の岩戸)

近畿地方

滋賀県/彦根市 十王村の水
滋賀県/米原市 泉神社湧水
京都府/京都市伏見区 伏見の御香水
京都府/宮津市 磯清水
大阪府/三島郡島本町 離宮の水
兵庫県/西宮市 宮水
兵庫県/神戸市 布引渓流
兵庫県/宍粟市 千種川
奈良県/吉野郡天川村 洞川湧水群
和歌山県/田辺市 野中の清水
和歌山県/和歌山市 紀三井寺の三井水

中国・四国地方

鳥取県/米子市淀江町 天の真名井
島根県/隠岐郡海士町 天川の水
島根県/隠岐の島町 壇鏡の滝湧水
岡山県/真庭市 塩釜の冷泉
岡山県/岡山市 雄町の冷泉
岡山県/苫田郡鏡野町 岩井
広島県/広島市 太田川(中流域)
広島県/安芸郡府中町 今出川清水
山口県/美袮郡秋芳町 別府弁天池湧水
山口県/岩国市 桜井戸
山口県/岩国市錦町 寂地川
徳島県/吉野川市 江川の湧水
徳島県/三好市東祖谷山 剣山御神水
香川県/小豆郡小豆島町 湯船の水
愛媛県/西条市 うちぬき
愛媛県/松山市 杖ノ淵
愛媛県/西予市 観音水
高知県/県西部 四万十川
高知県/高岡郡越知町 安徳水

九州地方

福岡県/うきは市 清水湧水
福岡県/福岡市 不老水
佐賀県/西松浦郡有田町 竜門の清水
佐賀県/小城市 清水川
長崎県/島原市 島原湧水群
長崎県/諫早市 轟渓流
熊本県/宇土市 轟水源
熊本県/阿蘇郡南阿蘇村 白川水源
熊本県/菊池市 菊池水源
熊本県/阿蘇郡産山村 池山水源
大分県/由布市 男池湧水群
大分県/竹田市 竹田湧水群
大分県/豊後大野市 白山川
宮崎県/小林市 出の山湧水
宮崎県/東諸県郡綾町 綾川湧水群
鹿児島県/熊毛郡屋久町・上屋久町 屋久島宮之浦岳流水
鹿児島県/姶良郡湧水町 霧島山麓丸池湧水
鹿児島県/川辺郡川辺町 清水の湧水

沖縄地方

沖縄県/南城市 垣花樋川

  


出の山湧水:宮崎の名水百選


出の山湧水(いでのやまゆうすい):宮崎の名水百選


宮崎県小林市大字南西方字出の山にある、
出の山池を中心とした出の山公園で、
水源は1985年(昭和60年)出の山湧水として
名水百選のひとつに選定された。


霧島連山の湧水群のひとつで毎秒1tと豊富な水量が、
小林市で一番大きい溜池「出の山池」に流入する。
出の山の池は1614年(慶長19年)に薩摩藩により
灌漑用水として造られたもので、この周辺には、
多数の動植物が生息している。

特にゲンジボタルの一大生息地であり、
池のほとりでホタルの観察でき、幻想的なホタルの舞が
観賞できるように遊歩道が整備も整備されており、
5月下旬から6月上旬の間は、散策しながら
ホタルの乱舞が観賞できる。




出の山湧水の場所、位置


宮崎県小林市大字南西方字出の山


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出の山湧水へのアクセス

■ 宮崎自動車道小林IC⇒車で5分
■ JR小林駅下車⇒車で10分




  


江川の湧水:徳島の名水百選


江川は、徳島県吉野川市を流れる一級河川吉野川水系の支流で。
江川の湧水は、吉野川本流から大正時代に分離されました。

夏季は10度と冷たく、冬季は20度と温かい水温を保っており、
その水温の異常現象が有名とのこと。

徳島県天然記念物にも指定されているそうです。




江川の湧水の場所、位置


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江川の湧水へのアクセス

【 鉄道・バス 】
■ JR徳島線「西麻植駅」下車⇒徒歩5分


【 車 】
■ 徳島市中心部から国道192号線で西へ約40分


  


白川水源(しらかわすいげん):熊本の名水百選

白川水源(しらかわすいげん):熊本の名水百選


白川水源は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村の旧白水村にある湧水で、
「白川吉見神社」境内から年間を通じて14℃、60t/分トンの水が
湧き出ており1985年(昭和60年)名水百選に選定されています。

そして、

熊本県中北部を流れる一級河川である白川も
名水百選に指定されています。



白川水源(しらかわすいげん)の場所、位置


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【 鉄道・バス 】
■ 南阿蘇鉄道「阿蘇白川駅」下車⇒徒歩15分

【 車 】
■ 自動車道熊本IC⇒国道57号線を阿蘇方面に向かい、立野の大橋を渡って国道325号線を真っ直ぐ通り観光サインにしたがって白川水源を目指します。




  


不老水(ふろうすい):福岡の名水

不老水(ふろうすい):福岡の名水


不老水は、香椎宮本殿の北300mほど山手にある
香椎宮の飛び地である「不老水大明神」の境内に湧く湧水であり、
「御飯の水」「老の水」とも言われて、
1985年(昭和60年)名水百選に選ばれています。

仲哀天皇、神功皇后に随侍していた、時の大臣の武内宿禰が、
香椎の地でこの水を朝夕汲み取って天皇への炊飯用や、
酒を作るのにこの水を使ったとされる湧水で、
そのおかげで300歳とも360歳ともいわれるほど
長寿だったという由来があります。





不老水の場所(位置)

福岡県福岡市東区香椎4-16-1香椎宮


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不老水(ふろうすい)へのアクセス

【 鉄道・バス 】
■JR「香椎駅」下車⇒徒歩20分/JR「香椎神宮駅」下車⇒徒歩13分/ 西鉄宮地岳線「香椎宮前駅」下車/天神・西公園より土井団地・古賀橋トリアス前・篠栗駅前・みどりヶ丘団地入口等の行き先のバス(27・27B・28B)乗車、香椎宮前下車(香椎宮から現地まで徒歩10分)

【 車 】
■高速福岡IC⇒車で10分 都市高速多の津ランプ/香椎浜ランプ⇒車で8分
  


垣花樋川(かきのはなひーじゃー):沖縄の名水百選

これも読み方が難しいですね、

垣花樋川(かきのはなひーじゃー)は、
沖縄県南城市玉城字垣花にある湧水で、
環境省により1985年(昭和60年)名水百選のひとつに
選定されています。

この湧水は垣花集落の崖の中腹に湧出する水を
コンクリートの二箇所の水路に引いて流していて、
右側から出る水を「男川・(いきががー)」、
上流の左側からに位置する水路を「女川・(いなぐがー)」
(がーとは川の事を言う)と呼んでいいるそうです。




垣花樋川の場所(位置):沖縄県南城市玉城字垣花


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垣花樋川へのアクセス

【 鉄道・バス 】
■ 那覇市⇒沖縄バス39番百名行(40分)「垣花」下車⇒徒歩5分




  


別府弁天池湧水:山口の名水百選

別府弁天池(べっぷべんてんいけ)は、
山口県美祢市秋芳町大字別府水上にある池で(Googleマップでは
よく確認してください)、池から湧き出でる地下水(湧水:ゆうすい)は
1985年(昭和60年)別府弁天池湧水として名水百選に選定されています。

別府という名称から大分もイメージされる方も多いかもしれませんが、
山口県です。


秋吉台のカルスト台地に含まれドリーネの池の底から湧水し、
日差しによりコバルトブルーに輝く、秋芳洞とともに
秋吉台を代表する観光地です。




別府弁天池湧水:場所(位置)

地元の人でも少しわかりにくい場所です。
下の地図を参考にしてください。


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【 車 】
■ 中国自動車道美袮IC⇒車で約20分(10km)




  


洞川湧水群:奈良の名水百選

洞川湧水群(どろがわゆうすいぐん):奈良の名水百選



洞川湧水群(どろがわゆうすいぐん)は、
奈良県吉野郡天川村洞川に点在する鍾乳洞の地下水および湧水で、
1985年(昭和60年)7月22日に洞川湧水群として
環境省より名水百選に指定されました。
(吉野熊野国立公園の指定区域内


地下に存在する水中鍾乳洞の水音が反響し
「ゴロゴロ」と音をたてて流れて流れていた由来で
「ごろごろ水」と呼ばれています。





洞川湧水群の位置(場):奈良県吉野郡天川村洞川



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洞川湧水群へのアクセス

【 鉄道・バス 】
■ 近鉄吉野線「下市口駅」下車⇒奈良交通バス洞川温泉行(1時間20分)終点「洞川温泉」下車⇒徒歩30分(ごろごろ水)

【 車 】
■ 西名阪自動車道郡山IC⇒国道24、国道169、国道309、県道21号線を経由、約60km(2時間)



  


金沢清水:岩手の名水百選

金沢清水(かなざわしみず)は、
1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定された、
岩手県八幡平市松尾寄木にある7か所の湧水群の総称。


岩手山、八幡平の間に流れる松川沿いに日量3.4万tの清水が湧出。
中でも最大の水量(毎分40t)を誇る、座頭清水の水は
岩手県内水面技術センターによりニジマス、ヤマメ、アユ、
ヒメマス等の養殖および研究に使用しています。




金沢清水の場所(位置):岩手県八幡平市松尾寄木


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八幡平市(はちまんたいし)は、
岩手県の北西部に位置する市で、東北自動車道と
八戸自動車道が分岐する交通の要所。

27,407人(推計人口、2013年6月1日)


金沢清水へのアクセス

【 鉄道・バス】
■ JR東北新幹線「盛岡駅」下車⇒岩手県北バス八幡平頂上行/八幡平リゾートホテル行「東八幡平交通センター」下車⇒徒歩10分

【 車 】
■ 東北自動車道西根IC⇒国道282号線⇒県道23号線八幡平方面へ30分
■ 東北自動車道松尾八幡平IC⇒県道45号線八幡平方面へ20分

  


龍泉洞地底湖の水:岩手の名水百選

龍泉洞地底湖の水として1985年(昭和60年)名水百選の
ひとつに選定されています。


龍泉洞は、日本の岩手県岩泉町にある鍾乳洞で、
別名、岩泉湧窟。

総延長約1,200m(日本の洞窟中第62位)。
高低差約249m(日本の洞窟中第5位)。

秋芳洞(山口県美祢市)・龍河洞(高知県香美市)と共に
「日本三大鍾乳洞」の一つに数えられています。


龍泉洞地底湖の水:場所

岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字小屋敷


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ところで、

岩泉町は、本州一面積の広い町で、
水の透明度が高いことで有名。

観光地としてはもとより、その水が
ミネラルウォーターとして販売されています。

1978年、町内の茂師(もし)で日本で初めてとなる
恐竜化石「モシリュウ」が発見されました。





龍泉洞地底湖の水:アクセス

【 鉄道・バス 】
■ JR/北リアス線「宮古駅」=(1時間20分)⇒JR岩泉線「岩泉駅」下車=バス(7分)⇒「龍泉洞」

【 車 】
■ 東北自動車道盛岡南IC⇒国道455号線岩泉方面へ2時間


  


富田の清水(とみたのしつこ):青森の名水百選

富田の清水(とみたのしつこ)は、
青森県弘前市大字紙漉町にある湧水で、
1985年(昭和60年)名水百選に選定されています。



場所:青森県弘前市大字紙漉町5-2



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弘前市(ひろさきし)は、青森県西部の都市で、
弘前藩の城下町として発達し、現在も津軽地方の
中心都市として、人口約33万人の弘前都市圏を
形成しています。


弘前市は、りんごの生産量が日本一
弘前公園で開催される弘前さくらまつりや弘前城も
全国的に知られており、「お城とさくらとりんごのまち」の
フレーズは古くから使われています。



富田の清水:アクセス

【 鉄道・バス 】
■ JR奥羽本線「弘前駅」下車⇒タクシー10分
■ JR奥羽本線弘前駅前より小栗山行きバス約10分、富田三丁目停留所下車、徒歩5分

【 車 】
■ 東北自動車道黒石IC⇒国道102号経由で約20分




  


渾神の清水(いがみのしつこ):青森の名水百選

名水百選に選定されるようなものは
どれも読み方が難しいような気がしますが‥



渾神の清水(いがみのしつこ)は、
青森県平川市唐竹滝の沢にある湧水で、
1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定されています。

場所:青森県平川市唐竹滝の沢2-1


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平川市(ひらかわし)は、青森県津軽地方の市で、
2006年(平成18年)1月1日、南津軽郡尾上町・平賀町・
碇ヶ関村が合併して誕生。




渾神の清水(いがみのしつこ):アクセス

【 鉄道・バス 】
■ JR奥羽本線「弘前駅」=(乗り換え)⇒私鉄弘南鉄道「平賀駅」下車⇒循環バス唐竹・広船線「芦毛沢温泉前」下車⇒徒歩15分

【 車 】
■ 東北自動車道大鰐弘前IC⇒30分



昔、将軍坂上田村麿が眼病を患った際、
ある夜の夢のお告げの通り、湧き水を探し、
こんこんと湧き出るこの清水を見つけ、目を洗ったところ、
忽ち眼病が治癒したことから、
眼の神(めのかみ)が転じて渾神(いがみ)の清水とよぶようになった。





  


羊蹄のふきだし湧水:北海道の名水

1985年(昭和60年)に名水百選に選定されています。

北海道虻田郡京極町字川西にある、ふきだし公園の湧水です。

京極町の観光名所にもなっていますが、
京極町も「名水の里 きょうごく」として水の郷百選に選定されて
いるんですね。

ちなみに、地名の由来は、開拓を率いた
旧讃岐丸亀藩主家の京極高徳からだそうです。


ところで、

北海道の虻田郡(あぶたぐん)ってどこ??

ここです。↓




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人口43,746人、面積1,527.92km²、人口密度28.6人/km²。
(2013年3月31日)


次の6町2村から構成されていて、
人口43,746人、面積1,527.92km²、人口密度28.6人/km²。
(2013年3月31日)

豊浦町(とようらちょう)
洞爺湖町(とうやこちょう)
後志管内
ニセコ町(にせこちょう)
真狩村(まっかりむら)
留寿都村(るすつむら)
喜茂別町(きもべつちょう)
京極町(きょうごくちょう)
倶知安町(くっちゃんちょう)


まあ、どれも読みが難しい名前です。

はい。


さて、羊蹄山(ようていざん)ですが、

富士山によく似た整ったその姿から、
郷土富士として蝦夷富士(えぞふじ)とも呼ばれています。

標高1,898mの成層火山で、後方羊蹄山(しりべしやま)として、
日本百名山に選定されているんですね。


なんと、100選に縁のある地域です。



  


ナイベツ川湧水:北海道の名水百選

1985年に環境庁(現・環境省)により
「ナイベツ川湧水」として名水百選のひとつに選定されています。


内別川(ないべつがわ)は、北海道千歳市を流れる
石狩川水系千歳川の支流です。


60数個所の湧水地点が確認されていて、
およそ42,000年前に支笏火山終期の噴火により
支笏湖のカルデラが形成された際に噴出した
支笏軽石流堆積物層より湧出しています。


千歳川との合流点のアイヌ語地名nay-pu(沢の・口)が語源。
川自体にはアイヌ語の固有名称は無く、
「nay」すなわち「沢」と一般名称で呼ばれています。


  


「利尻の水」として商品化されている甘露泉水

甘露泉水 1985年(昭和60年)選定



甘露泉水(かんろせんすい)は、利尻登山道の一つの
鷲泊コース3合目付近に湧き出る湧水で、水温は通年約5.5度、
1985年(昭和60年)環境省により、
日本最北端の名水百選に選定されています。

登山者の水場や簡易水道の飲料水、
名水「利尻の水」として商品化されています。


利尻というところは、いろいろなもので有名で、
名水百選以外にも、日本百名山、新日本百名山、
花の百名山[5]及び新・花の百名山に選定されています。

ちなみに、
利尻礼文サロベツ国立公園は、全国で27番目の国立公園で、
面積は241.66km2。

高山植物の宝庫である利尻島・礼文島、
サロベツ原野の湿原などがみどころ。


「利尻富士」、「利尻岳」とも呼ばれる利尻山は、
高山植物が生息し、夏季は多くの登山客が訪れます。





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日本の名水百選とは

「名水百選」は昭和60年3月、全国各地の湧き水や河川の中から
100箇所が選ばれました。

もう20年以上も経過しているんですね。

注意書きとして、

選定された名水は飲用に適することを保証するものではありませんので、
飲用に供される場合は、その名水が所在する自治体に確認ください。

だそうです。


ちなみに

福島県からは、

耶麻郡磐梯町 磐梯西山麓湧水郡
耶麻郡北塩原村 小野川湧水

の2つが選定されています。

  


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